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「FF14のためにゲーミングPCを自作したい!」 「でも、グラボって種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない…」 「黄金のレガシーに向けて、おすすめのグラボを知りたい!」
そんな自作PC初心者&光の戦士(またはその候補生!)の皆さん、お任せください!この記事では、FF14を快適にプレイするためのグラフィックボード(グラボ)選びを、基本から最新情報まで徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、あなたにピッタリのグラボが見つかるはず!さあ、一緒に見ていきましょう!
FF14におすすめのグラボ選び方と推奨スペック解説
まずは基本から!FF14をプレイする上で、どんなグラボが必要なのか、どうやって選べば失敗しないのかを見ていきましょう。
FF14の推奨スペックと動作環境概要
スクウェア・エニックスが公開しているFF14「黄金のレガシー」の公式推奨スペックは以下の通りです(2025年4月時点)。
項目 | 推奨スペック |
---|---|
OS | Windows 10 64bit, Windows 11 64bit |
CPU | Intel Core i7-9700 以上 / AMD Ryzen 7 3700X 以上 |
メモリ | 16GB 以上 |
グラボ | NVIDIA GeForce RTX 2060 以上 / AMD Radeon RX 5600 XT 以上 |
VRAM | 6GB 以上 |
ストレージ | SSD 100GB 以上の空き容量 |
画面解像度 | 1920 x 1080 (フルHD) |
DirectX | DirectX 11 |
その他 | インターネット接続環境、キーボード、マウス、ゲームパッド |
Google スプレッドシートにエクスポート
これはあくまで「推奨」スペック。この環境なら、標準的な設定でFF14をプレイできる、という目安です。「快適」を目指すなら、もう少し上のスペックを狙いたいところですね。
グラボ選びで失敗しないポイント
たくさんのグラボの中から自分に合った一枚を選ぶための重要ポイントをまとめました!
- 予算を決める: グラボはPCパーツの中でも高価な部類。まずは出せる金額の上限を決めましょう。
- 目標を決める (解像度/フレームレート):
- どのモニターでプレイしますか? (フルHD? WQHD? 4K?)
- どれくらい滑らかに動いてほしいですか? (60fps? 144fps?)
- 目標によって必要なグラボの性能が変わります。
- CPUとのバランス: すごいグラボを積んでも、CPUが非力だとグラボの性能を引き出せません(ボトルネック)。CPUとのバランスを考えましょう。
- 電源ユニットを確認: 高性能なグラボほど消費電力が大きくなります。PCの電源ユニットが必要な電力を供給できるか、補助電源コネクタ(6pinや8pin)が足りているか確認!
- PCケースに入るか: グラボは意外と大きいです。特に高性能モデルは長さや厚みがあるので、自分のPCケースに物理的に収まるか寸法をチェックしましょう。
- 情報収集: レビューサイトや動画、この記事のような解説ブログを参考に、性能や評判を比較検討しましょう。
- 将来性: 少し余裕のあるスペックを選んでおくと、今後のFF14アップデートや他のゲームも快適にプレイしやすくなります。
FF14の快適なプレイに必要なグラボ性能
じゃあ具体的にどのくらいの性能があれば「快適」なの?という疑問にお答えします。あくまで目安ですが…
- フルHD (1920×1080) で快適 (60fps以上安定):
- NVIDIA: GeForce RTX 4060 / RTX 3060 (12GB)
- AMD: Radeon RX 7600 / RX 6650 XT
- WQHD (2560×1440) で快適 (60fps以上安定):
- NVIDIA: GeForce RTX 4070 SUPER / RTX 4070 / RTX 4060 Ti (16GB)
- AMD: Radeon RX 7800 XT / RX 7700 XT / RX 6800
- 4K (3840×2160) で快適 (画質調整・DLSS/FSR込みで60fps目標):
- NVIDIA: GeForce RTX 4070 Ti SUPER / RTX 4080 SUPER
- AMD: Radeon RX 7900 XT / RX 7900 GRE
これはあくまで一般的な目安です。最高設定にこだわるか、フレームレートを重視するかで選び方は変わってきます。
最新『黄金のレガシー』対応グラボとアップデート情報
FF14は進化し続けるゲーム。最新拡張パッケージ「黄金のレガシー」や今後のアップデートを見据えたグラボ選びも重要です。
『黄金のレガシー』推奨グラボとスペック
「黄金のレガシー」ではグラフィックスアップデートが実施され、キャラクターやフィールドの表現がよりリッチになります。推奨グラボは先述の通り「RTX 2060 / RX 5600 XT 以上」ですが、これはあくまでアップデート後のグラフィックで標準的なプレイをするための最低ラインと考えた方が良いでしょう。
グラフィックアップデートの恩恵を最大限に享受し、高画質設定で快適にプレイしたいなら、やはりRTX 4060 / RX 7600以上のクラスを狙うのがおすすめです。
拡張パッケージで重要なグラボ機能
今後のFF14を長く楽しむために、グラボの以下の機能に注目しましょう。
- 描画負荷への耐性: グラフィックアップデートで描画負荷は確実に上がります。少し余裕のある性能のグラボを選んでおくと安心です。
- VRAM容量: 高解像度のテクスチャなどが使われるようになると、VRAM(グラボ専用メモリ)を多く消費します。フルHDなら8GBでも現状は十分ですが、WQHD以上や将来性を考えると12GBや16GBあるとより安心感があります。
- アップスケーリング技術 (DLSS/FSR): NVIDIAのDLSSやAMDのFSRは、AIなどの力で画質を保ちつつフレームレートを向上させる魔法のような技術。特に高解像度でプレイしたい場合には非常に有効です。対応グラボを選ぶメリットは大きいです。
アップデートに備えたグラボの選び方
FF14は定期的にアップデートされ、時にはシステム要件が変わることもあります。長く快適にプレイするためには…
- 推奨スペックより少し上を狙う: ギリギリのスペックだと、将来のアップデートで動作が重くなる可能性があります。
- ドライバを最新に保つ: グラボメーカーは最新ゲームに合わせてドライバを最適化しています。常に最新版にアップデートしましょう。
- 情報収集を続ける: 新しい拡張パッケージやグラフィックアップデートの情報が出たら、推奨スペックなどをチェックしましょう。
FF14向けグラボ比較&ランキング【現時点版】
さあ、ここからは具体的にどのグラボが良いのか、ランキング形式で見ていきましょう!(※2025年4月時点の情報に基づきます)
FF14に強いNVIDIA・AMDのおすすめモデル比較
NVIDIA GeForce (RTX 40シリーズ / RTX 50シリーズに期待!)
- 強み:
- DLSS: 高画質・高フレームレートを実現するアップスケーリング技術。対応ゲームが多く、効果も高い。
- 安定性: ドライバの安定性やゲームへの最適化に定評あり。
- レイトレーシング: 光の表現をリアルにする技術(FF14での効果は限定的)。
- 省電力性: ワットパフォーマンスが高いモデルが多い(特にRTX 40シリーズ)。
- おすすめモデル例 (FF14向け):
- RTX 4060 (フルHDの本命)
- RTX 4070 SUPER (WQHDの鉄板)
- RTX 4070 Ti SUPER (4K入門~WQHD高fps)
AMD Radeon (RX 7000シリーズ / RX 8000シリーズに期待!)
- 強み:
- コストパフォーマンス: 同性能帯のGeForceより安価な場合が多い。
- FSR: DLSSと同様のアップスケーリング技術。オープンソースで対応ゲームが増加中。
- VRAM容量: 同価格帯のGeForceよりVRAMを多く搭載しているモデルが多い傾向。
- ラスタライズ性能: ゲームによってはGeForceより高い性能を発揮することも。
- おすすめモデル例 (FF14向け):
- RX 7600 (フルHDのコスパ重視)
- RX 7700 XT (WQHDの有力候補)
- RX 7800 XT (WQHDのコスパモンスター)
- RX 7900 GRE (WQHD高fps~4K)
どちらのメーカーも一長一短。予算や重視するポイント(DLSSかコスパか、など)で選びましょう!
グラボ性能ランキングとベンチマークスコア一覧
FF14公式ベンチマーク(黄金のレガシー)のフルHD・最高品質設定でのスコアを参考に、大まかな性能順位を見てみましょう。数値が高いほど高性能です。(※スコアは組み合わせるCPUや環境によって変動します。あくまで目安です)
グラボ | 想定スコア帯 | ターゲット解像度目安 |
---|---|---|
RTX 4090 | 30000+ | 4K 高fps / 8K? |
RX 7900 XTX | 28000前後 | 4K 高fps |
RTX 4080 SUPER | 27000前後 | 4K 高fps |
RX 7900 XT | 25000前後 | 4K 快適 / WQHD 高fps |
RTX 4070 Ti SUPER | 24000前後 | 4K 快適 / WQHD 高fps |
RX 7900 GRE | 23000前後 | WQHD 高fps / 4K |
RTX 4070 SUPER | 21000前後 | WQHD 快適~高fps |
RX 7800 XT | 20000前後 | WQHD 快適 |
RTX 4070 (旧) | 19000前後 | WQHD 快適 |
RX 7700 XT | 18000前後 | WQHD 快適 |
RTX 4060 Ti (16GB/8GB) | 16000前後 | WQHD / フルHD 高fps |
RTX 3070 | 15000前後 | WQHD / フルHD 高fps |
RX 6800 | 15000前後 | WQHD / フルHD 高fps |
RTX 4060 | 13000前後 | フルHD 快適 |
RX 7600 | 12000前後 | フルHD 快適 |
RTX 3060 (12GB) | 11000前後 | フルHD 快適 |
RX 6650 XT | 11000前後 | フルHD 快適 |
RTX 2060 (推奨最低限) | 8000前後 | フルHD 標準設定 |
RX 5600 XT (推奨最低限) | 7500前後 | フルHD 標準設定 |
※注意: 上記はあくまで目安です。実際のスコアはCPU性能やメモリ速度、ドライババージョンによって大きく変動します。
人気のグラボ型番・シリーズの特徴と選び方
グラボの型番には意味があります。ざっくりとしたクラス分けを理解しておきましょう。
- xx50番台 (例: RTX 4050 ※ノートPC向けなど): エントリークラス。FF14を動かすには少し力不足かも。
- xx60番台 (例: RTX 4060, RX 7600): ミドルレンジ。FF14をフルHDで快適にプレイするならこのクラスが基準。コスパが良いモデルが多い。初心者におすすめ!
- xx70番台 (例: RTX 4070 SUPER, RX 7700 XT): ミドルハイクラス。WQHD解像度での快適プレイや、フルHDで高フレームレートを狙うならこのクラス。
- xx80番台 (例: RTX 4080 SUPER, RX 7800 XT): ハイエンドクラス。WQHDでの高フレームレートや、4K解像度でのプレイを視野に入れるなら。価格も性能も高い。
- xx90番台 (例: RTX 4090, RX 7900 XTX): フラッグシップ。現状最高クラスの性能。4K最高設定・高フレームレートを目指すエンスージアスト向け。
自分の予算と目標に合わせて、どのクラスのグラボを選ぶか決めましょう。
FF14用おすすめグラボモデル別紹介
目的別に、具体的なおすすめグラボモデルをピックアップ!
フルHD・WQHD・4K解像度別おすすめグラボ
- フルHD (1920×1080) で遊びたい!
- 鉄板: RTX 4060 (DLSSも使えて安定!)
- コスパ: RX 7600 (価格次第でRTX 4060よりお得かも)
- 少しでも安く(でも推奨は満たしたい): RTX 3060 (12GB) / RX 6650 XT (在庫があれば)
- WQHD (2560×1440) で高画質プレイしたい!
- 鉄板: RTX 4070 SUPER (性能と価格のバランス良し!)
- コスパ: RX 7800 XT (WQHDならコレ!という声も多い)
- 選択肢: RX 7700 XT / RTX 4070 (旧) / RTX 4060 Ti (16GB)
- 4K (3840×2160) の大画面で没入したい!
- 入門: RTX 4070 Ti SUPER (DLSS活用で快適に)
- 快適: RTX 4080 SUPER / RX 7900 XT / RX 7900 GRE
- 最高峰: RTX 4090 / RX 7900 XTX (予算に糸目をつけないなら!)
- ポイント: 4Kは負荷が高いので、DLSS/FSRの活用や、一部画質設定の調整も視野に入れましょう。
コスパ重視派向けおすすめグラボ3選 (2025年4月時点)
- RTX 4060: フルHDでの安定性、優れた省電力性、DLSS対応と、バランスの取れた優等生。価格もこなれてきて狙い目。
- RX 7600: RTX 4060の対抗馬。実売価格が安ければ、フルHD環境でのコスパは非常に高い。
- RX 7800 XT: WQHDゲーミングにおいて、圧倒的なコストパフォーマンスを誇る人気モデル。VRAMも16GBと余裕あり。
※価格は常に変動するので、購入時点での実売価格をよく比較してくださいね!
PS5・ゲーミングPC・ノートPC向け選択ポイント
- PlayStation 5:
- メリット: 手軽に始められる、最適化されている、初期投資が比較的安い。
- デメリット: グラフィック設定の自由度が低い、PC版よりMODなどの拡張性がない。
- ゲーミングPC (デスクトップ):
- メリット: 最高のパフォーマンスを引き出せる、グラボなどパーツ交換・拡張が容易、グラフィック設定の自由度が高い、MODなども利用可能。
- デメリット: 初期投資が高め、設置スペースが必要。
- ゲーミングノートPC:
- メリット: 場所を選ばずにプレイできる、省スペース。
- デメリット: 同クラスのデスクトップ用グラボより性能が低い、冷却性能に限界があり性能を発揮しきれない場合がある、拡張性が低い、価格が高め。
- 注意点: ノートPC用グラボは「RTX 4060 Laptop GPU」のように表記されます。デスクトップ用とは性能が異なるので注意!
FF14をガッツリ楽しむなら、やはりデスクトップのゲーミングPCがおすすめです!
FF14グラフィックボードのベンチマーク・性能計測
グラボの性能を客観的に知るには、ベンチマークが役立ちます。
主要グラボのFF14ベンチマークスコア比較
先ほどのランキング表を参考にしつつ、より詳しいスコアは各種レビューサイト(例: 4Gamer.net, PC Watchなど)やYouTubeの比較動画で確認するのがおすすめです。「FF14 ベンチマーク RTX 4070 SUPER」のように検索してみましょう。購入前には複数の情報源を確認するのが吉です。
グラボごとのフレームレート・FPSの目安
ベンチマークスコアが高くても、実際のゲームプレイではシーンによってフレームレートは変動します。
- 都市内 (リムサ・ロミンサなど): プレイヤーが多く集まるため、フレームレートが低下しやすい。
- ID・討伐討滅戦: エフェクトが多い戦闘シーンでは負荷が高まる。
- フィールド: 比較的フレームレートは安定しやすい。
自分のグラボでどれくらいのFPSが出るか気になる場合は、「MSI Afterburner」などのツールを使って実際のプレイ中に計測してみましょう。
快適プレイに必要なグラボ容量・GBとメモリ
- VRAM (ビデオメモリ): グラボに搭載されている専用メモリ。高解像度のテクスチャや複雑な描画には多くのVRAMが必要です。
- フルHD: 8GBあれば当面は安心。
- WQHD: 8GBでも動くが、12GB以上あるとより余裕。
- 4K: 12GBは欲しい、16GB以上あると理想的。
- メインメモリ (RAM): PC全体のメモリ。FF14の推奨は16GBですが、他のアプリ(ブラウザ、Discordなど)を同時に起動することも考えると、32GB搭載しておくと非常に快適になります。
初心者のためのグラボ交換・増設ガイド
「今のPCのグラボを交換したい!」という初心者向けに、手順と注意点を解説します。(※作業は自己責任でお願いします!)
グラボ交換方法と注意ポイント
【準備するもの】
- 新しいグラボ
- プラスドライバー
- 静電気防止手袋(推奨)
- エアダスター(ホコリ掃除用)
- (必要なら)Display Driver Uninstaller (DDU)
【手順】
- 古いドライバの削除: PC設定から削除、またはDDUを使って完全に削除するのがおすすめ(特にNVIDIA⇔AMDの交換時)。
- PCのシャットダウンと電源オフ: PCを完全にシャットダウンし、電源ケーブルをコンセントから抜きます。念のため電源ボタンを数回押して放電させましょう。
- 静電気対策: 静電気防止手袋をはめるか、PCケースの金属部分に触れて体の静電気を逃がします。
- PCケースを開ける。
- 古いグラボの取り外し:
- モニターケーブルを抜く。
- 補助電源コネクタを抜く(ツメを押しながら)。
- PCケースにグラボを固定しているネジを外す。
- マザーボードのPCI Expressスロットにあるロックレバーを慎重に押し下げ(または横にスライドさせ)、ロックを解除する。
- グラボをスロットからまっすぐ上に引き抜く。
- 新しいグラボの取り付け:
- PCI Expressスロットに新しいグラボをまっすぐ差し込む。「カチッ」と音がしてロックがかかるのを確認。
- ネジでPCケースに固定する。
- 補助電源コネクタをしっかり接続する(必要な場合)。
- PCケースを閉じる。
- ケーブル接続と電源オン: 電源ケーブル、モニターケーブル(新しいグラボの端子に接続!)などを接続し、PCの電源を入れる。
- 新しいドライバのインストール: OSが起動したら、グラボメーカーの公式サイトから最新のドライバをダウンロードしてインストールします。
- 動作確認: FF14などを起動して、正常に動作するか確認しましょう。
【注意点】
- 静電気は最大の敵! パーツを壊す原因になります。対策は万全に。
- 力任せはNG! 特にスロットのロック解除や抜き差しは慎重に。
- 補助電源の接続忘れに注意! 忘れると起動しないか、不安定になります。
- モニターケーブルは必ずグラボに接続! マザーボード側の端子に挿しても映りません(CPU内蔵グラフィックスがある場合を除く)。
電源容量・CPUとのバランスに注意
- 電源容量: 新しいグラボが必要とする電力(TDP)を確認し、現在の電源ユニットの容量(W数)が足りているかチェックしましょう。計算サイトなどを活用するのも良いです。容量不足は動作不安定や故障の原因になります。安全マージンを見て、推奨容量より少し大きめの電源を選ぶのがおすすめです。
- CPUとのバランス: あまりに古いCPUだと、高性能なグラボを載せてもCPUが処理しきれず、グラボの性能が活かせません(ボトルネック)。Core i5 / Ryzen 5 クラス以上のCPUと組み合わせるのが一般的です。
失敗しないグラボ増設&互換性チェック
最近のPCでグラボを「増設」して性能を上げる(SLI/CrossFire)のは一般的ではありません。ここでは主に「交換」における互換性チェックについて解説します。
- 物理的サイズ: 新しいグラボの「長さ」「高さ」「厚さ(スロット占有数)」が、お使いのPCケースとマザーボードに収まるか、事前にしっかり確認しましょう。メーカーサイトで寸法を確認できます。
- PCI Expressスロット: ほとんどのグラボはPCI Express x16スロットを使用します。マザーボードにこのスロットがあるか確認(まず間違いなくありますが)。スロットの世代(Gen 3, Gen 4, Gen 5)も確認しておくと良いですが、基本的に下位互換性があるので、世代が違っても動作はします(性能が若干制限される可能性はあります)。
- 電源コネクタ: グラボが必要とする補助電源コネクタ(PCIe 6pin, 8pin, 12VHPWRなど)が、電源ユニットから供給されているか確認しましょう。
FF14向けゲーミングPC・GALLERIA/ドスパラなど推奨モデル
「自作はちょっと不安…」「手っ取り早くFF14用のPCが欲しい!」という方には、BTO(Build to Order)パソコンがおすすめです。
ゲーミングPCメーカー別おすすめポイント
- ドスパラ (GALLERIA): 定番中の定番。ラインナップが豊富で、納期も比較的早い。初心者にも選びやすい。
- パソコン工房 (LEVEL∞): コラボモデルなども多い。セールを狙うとお得なことも。
- マウスコンピューター (G-Tune): 品質に定評あり。サポート体制も充実。
- サイコム: パーツ選択の自由度が高く、品質にこだわるユーザーに人気。納期は長めになることも。
- フロンティア: セール時の価格が魅力的。
他にも多くのメーカーがあります。各社の特徴や評判を比較検討してみましょう。
BTOパソコンで選ぶ際の注意点・メリット
- メリット:
- 組み立て済みで届くのですぐに使える。
- パーツの相性問題を心配する必要が少ない。
- メーカー保証が付いている。
- 自作より手間がかからない。
- 注意点:
- パーツの選択肢が限られる場合がある。
- マザーボードや電源の型番が詳細に明記されていない場合がある(気になる場合は問い合わせましょう)。
- 自作するよりは割高になる傾向がある。
- 納期がかかる場合がある。
BTOパソコンを選ぶ際は、グラボだけでなく、CPU、メモリ、SSDのスペックもしっかり確認しましょう。FF14向けモデルとして販売されているものを選ぶのも手です。
最新モデル/中古PC/ノートPCの選択基準
- 最新モデル: 最新のパーツ構成で高性能。保証も充実。価格は高め。長く使いたい、最高の環境でプレイしたい方向け。
- 中古PC: 予算を抑えられる最大のメリット。ただし、パーツの消耗度や保証の有無、スペックの見極めが必要。PCにある程度詳しい方向け。
- ノートPC: 持ち運びたい、置く場所がない方向け。デスクトップより性能面・価格面では不利になることが多い。冷却性能をチェック。
グラフィックの品質設定と最適化テクニック
せっかく良いグラボを手に入れたら、ゲーム内の設定も最適化して、より快適なFF14ライフを送りましょう!
グラフィック設定例:最高・高品質・標準
FF14のシステムコンフィグ>グラフィック設定には、いくつかのプリセットがあります。
- 最高品質: 最も美しい描画。ただし負荷も最大。高性能なグラボが必要。
- 高品質: 最高品質に近い描画で、負荷は少し抑えめ。バランスが良い。
- 標準品質 (デスクトップPC): 負荷を抑えつつ、十分な描画品質。ミドルレンジ以下のグラボでも快適に動作しやすい。
- 標準品質 (ノートPC): ノートPC向けにさらに負荷を抑えた設定。
まずは自分のPCで「最高品質」や「高品質」を試してみて、フレームレートが厳しいようなら設定を下げたり、個別の項目を調整したりするのがおすすめです。
解像度・FPS設定で快適さアップ
- 解像度: モニターのネイティブ解像度に合わせるのが基本ですが、どうしてもフレームレートが出ない場合は、一段階下げる(例: 4K→WQHD)のも手です。
- フレームレート設定:
- 上限なし: グラボの性能限界までFPSを出そうとします。
- 上限設定 (例: 60fps, 144fps): モニターのリフレッシュレートに合わせると、ティアリング(画面のちらつき)を防いだり、GPUの負荷を抑えたりできます。
- 垂直同期: ティアリング防止に有効ですが、入力遅延が発生することがあります。モニターがG-SYNCやFreeSyncに対応している場合は、そちらを使うのがおすすめです。
FF14用グラボでのグラフィック最適化方法
- 個別のグラフィック項目調整: 負荷が高い項目(影の解像度、アンチエイリアス、画面空間アンビエントオクルージョン(SSAO)など)の設定を下げることで、見た目の変化を抑えつつフレームレートを改善できます。どれが効果的かはPC環境によるので、試してみましょう。
- DLSS / FSRの活用: 対応グラボを使っているなら、積極的に活用しましょう。システムコンフィグ>グラフィック設定の「アップスケーラー設定」から選択できます。「品質」モードなら画質の劣化を最小限に抑えつつFPSを向上できます。
- ドライバ設定: NVIDIAコントロールパネルやAMD Software Adrenalin Editionで、FF14個別のプロファイル設定を行うこともできます(上級者向け)。
FF14をグラボなしでプレイする場合の注意点
「グラボって絶対に必要なの?」という疑問について。
オンボードGPUとグラボ搭載の違い
- オンボードGPU (内蔵GPU / iGPU): CPUに内蔵されている簡易的なグラフィック機能。文書作成や動画視聴など、軽い作業向け。
- グラフィックボード (dGPU): ゲームなど、高度な3Dグラフィック処理に特化した専用パーツ。
FF14のような3Dゲームは、基本的にグラフィックボードの搭載が前提とされています。性能差は歴然です。
グラボなしでの起動や動作は可能?
最新の高性能なCPU内蔵グラフィックス(例えばAMD Ryzen 7000/8000シリーズのRadeon Graphics)であれば、ゲーム内のグラフィック設定を最低にし、解像度もHD(1280×720)以下に落とせば、起動して動かすこと自体は可能かもしれません。
しかし、フレームレートは非常に低く(1桁~20fps程度?)、まともにプレイできるレベルではありません。キャラクター表示数の制限なども必要になり、ゲーム体験としては著しく損なわれます。古いPCの内蔵GPUでは、起動すらしない可能性が高いです。
安心して遊ぶための推奨対策
結論として、FF14をプレイするなら、グラフィックボードは必須と考えましょう。
最低でも公式の推奨スペック(RTX 2060 / RX 5600 XT)を満たすグラボを用意することをおすすめします。快適なエオルゼアライフのためには、グラボへの投資は惜しまない方が良い結果に繋がりますよ!
まとめ:自分に合ったグラボを見つけて、最高のFF14体験を!
今回は、自作PC初心者向けにFF14のグラボ選びを徹底解説しました。
- まずは推奨スペックを確認!
- 予算と目標(解像度/FPS)を決めるのが大事!
- CPUや電源とのバランスも忘れずに!
- NVIDIA (GeForce) と AMD (Radeon)、それぞれの特徴を理解しよう!
- 迷ったらRTX 4060 / RX 7600あたりがフルHDの基準!
- WQHDならRTX 4070 SUPER / RX 7800 XTが人気!
- グラボ交換は慎重に!静電気対策は必須!
- BTOパソコンも有力な選択肢!
- グラボなしでの快適プレイは諦めよう!
グラボ選びは奥が深いですが、ポイントを押さえればきっとあなたに最適な一枚が見つかるはずです。この記事が、あなたのグラボ選び、そして快適なFF14ライフの一助となれば嬉しいです!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!良い自作&エオルゼアライフを!