【PR】この記事の実測データは、株式会社BANDAL様よりお借りしたRTX 5060 Ti搭載機(けんきコラボモデル Standard/検証後に返却)で計測したものです。
評価と記事内容は当サイトに一任いただいています。数字は加工せず、良かった点も足りない点もそのまま載せます。

「RTX 5060でFF14(ファイナルファンタジーXIV)は快適に遊べるのか」。この疑問に推測ではなく数字で答えたくて、この記事を書き直しました。

2026年8月、1段上のGPUであるRTX 5060 Ti(VRAM 8GB)を積んだゲーミングPCをお借りする機会があり、FF14「黄金のレガシー」の公式ベンチマークを3解像度×2品質の計6パターンで実測しました。あわせて20分間のストレステストも回しています。天井が分かったので、そこから非TiのRTX 5060がどのラインに着地するかを換算して整理します。

この記事で分かること:

  • RTX 5060 Ti 8GBのFF14実測値(1080p・WQHD・ウルトラワイド/高品質・最高品質)
  • そこから換算したRTX 5060の解像度別ライン、および換算の根拠と限界
  • 「VRAM 8GBは足りるのか」に実測5,432MBという数字で答える
  • RTX 5060とRTX 5060 Ti、FF14目的ならどちらを選ぶべきか

ブログ歴6年、BTO(カスタムPC通販)でゲーミングPCを買った経験のあるガジェット好きが、プロゲーマーでもエンジニアでもない温度感で書いています。

先に正直に書いておくと、僕が実測したのは非TiのRTX 5060そのものではありません。1段上のTiです。だから「RTX 5060の実測値」としては出しません。天井の数字と、そこからの換算という形で読んでください。

先に結論:RTX 5060はWQHDまでが実用ライン

細かい根拠は後述しますが、結論だけ先に出します。

【結論】RTX 5060はフルHD最高品質なら100fps超えが見込めて、144Hzモニターの恩恵もしっかり受けられます。WQHDでも最高品質のまま実用圏。ウルトラワイドは60fps前後の綱渡りになるので設定調整が前提。4Kは狙わないほうがいいです。

旧版のこの記事では、僕が使っているRTX 3060 Ti(2020年発売)の体感からRTX 5060を推し量って書いていました。5年前のGPUを物差しにしている以上、精度には限界があります。今回それを実測データに置き換えました。

RTX 5060の立ち位置をおさらい(2026年8月時点)

RTX 5060はNVIDIAの2025年世代(Blackwell世代)のエントリーGPU(グラフィックボード)です。VRAM(グラフィックメモリ)はGDDR7の8GB。1段上のRTX 5060 Tiには8GB版と16GB版があり、今回お借りした実測機に載っていたのは8GB版でした。

GPU世代VRAMFF14での守備範囲この記事での扱い
RTX 50602025年(Blackwell)8GB GDDR7フルHD〜WQHD換算で検証する対象
RTX 5060 Ti 8GB2025年(Blackwell)8GB GDDR7フルHD〜ウルトラワイド実機で全解像度を実測
RTX 5060 Ti 16GB2025年(Blackwell)16GB GDDR7WQHD中心・VRAMに余裕未実測
RTX 3060 Ti2020年(Ampere)8GB GDDR6フルHD中心旧版の物差し(今回は使わない)

FF14「黄金のレガシー」の公式推奨スペックも並べておきます。

FF14「黄金のレガシー」公式推奨スペック

  • OS: Windows 10 / 11(64ビット)
  • CPU(プロセッサー): Intel Core i7-9700 以上
  • メモリ: 16GB 以上
  • ストレージ: SSD 140GB 以上
  • GPU: RTX 2060 または AMD RX 5600 XT 以上
  • 対象解像度: 1920×1080(フルHD)

推奨GPUのRTX 2060から見ると、RTX 5060は2世代上にあたります。公式推奨との差が大きいほど、画質設定を上げたときやフレームレートを稼ぎたいときに余裕が生まれます。推奨スペックはあくまで「フルHDで動く最低ライン」なので、ここを基準に選ぶと物足りなくなりがちです。

グラボの型番の読み方そのものに自信がないなら、こちらを先に読むと以降のベンチ結果が頭に入りやすくなります。

【実測】RTX 5060 Ti 8GBでFF14ベンチを全解像度回した結果

RTX 5060 Ti・16GBメモリ・500GB SSDという実測機の構成を確認するイラスト

ここが今回の記事の土台です。お借りした実機で、FF14「黄金のレガシー」公式ベンチマークを回しました。

測定条件

  • 測定機:BANDAL けんきコラボモデル Standard(BKM-B3)/基本構成のまま・カスタマイズなし
  • GPU:GeForce RTX 5060 Ti(VRAM 8,192MB=8GB/Gainward製)
  • CPU:AMD Ryzen 7 7700(8コア/16スレッド)/メモリ:DDR5 16GB
  • 使用ソフト:FINAL FANTASY XIV 黄金のレガシー ベンチマーク/3DMark 2.32.8897
  • 設定:DirectX 11・AMD FSR有効・ウィンドウモード
  • ドライバ:32.0.15.9186/OS:Windows 11 Home 23H2(Build 22631)
  • 測定日:2026年8月23日/オーバークロック等の変更は一切なし

RTX 5060 Ti 8GB + Ryzen 7 7700(実測機)

解像度 画質 スコア 平均fps 評価
1920×1080 高品質(デスクトップPC) 20,142 151.9fps 非常に快適
1920×1080 最高品質 19,147 143.2fps 非常に快適
2560×1440 高品質(デスクトップPC) 14,694 105.8fps とても快適
2560×1440 最高品質 14,184 101.7fps とても快適
3440×1440 高品質(デスクトップPC) 12,510 88.6fps とても快適
3440×1440 最高品質 11,505 81.7fps とても快適

144fps以上 100〜143fps 60〜99fps 60fps未満

6パターンすべてで60fpsを大きく上回りました。いちばん重いウルトラワイドの最高品質でも81.7fpsです。

条件差の注記:「高品質(デスクトップPC)」プリセットは動的解像度(DR)が有効、「最高品質」はDR無効という違いがあります。DRは負荷の高い場面で内部解像度を自動的に下げてfpsを保つ機能なので、高品質側の数字はやや有利に出ます。高品質と最高品質の差は、純粋な画質設定だけの差ではありません。

フルHD(1920×1080):最高品質でも143.2fps

1080pは完全に余裕でした。高品質で20,142点・平均151.9fps、最高品質でも19,147点・平均143.2fps。どちらも最上位の「非常に快適」判定です。最低fpsも58〜59を維持していました。

144Hzモニターなら最高品質のままほぼ張り付きます。165Hzや240Hzを活かしたいなら、ここから設定を落とす調整が必要になります。

FF14黄金のレガシー 1920×1080 最高品質でSCORE 19147「非常に快適」を記録した結果画面

WQHD(2560×1440):最高品質で101.7fps

WQHD最高品質でSCORE 14,184・平均101.7fps・最低56fps。ベンチの評価は「とても快適」でした。

WQHD最高品質でSCORE 14184「とても快適」・平均101.7fpsを記録したFF14ベンチの結果画面

ここで面白かったのは、高品質(14,694点)と最高品質(14,184点)の差がわずか3.5%しかない点です。しかも高品質側はDR有効という有利な条件込みの数字なので、実質的な画質設定の差はさらに小さくなります。WQHDで遊ぶなら、設定を下げても大して軽くならないので最高品質のままでいいという判断になります。

比較用のWQHD高品質の結果画面。SCORE 14694で最高品質との差はわずか3.5%

1080p最高品質(19,147点)からWQHD最高品質(14,184点)への落ち込みは25.9%。解像度のピクセル数が1.78倍になっていることを考えると素直な下がり方で、VRAM 8GBがボトルネックになるような不自然な崩れ方はしていません。

ウルトラワイド(3440×1440):最高品質で81.7fps

3440×1440は一般的なWQHDより描画するピクセル数が約34%多い解像度です。結果は高品質で12,510点・平均88.6fps、最高品質で11,505点・平均81.7fps。WQHD最高品質からの落ち込みは18.9%でした。

ウルトラワイド3440×1440の最高品質でSCORE 11505「とても快適」・平均81.7fpsを記録した結果画面

FF14は横に広い視界がそのまま戦闘の情報量になるゲームなので、ウルトラワイドとの相性は良いです。測定に使ったモニターのレビューも置いておきます。

実機の外観・冷却・価格まわりを含めた全体の検証は、けんきコラボPCの実機レビュー記事にまとめてあります。この記事の実測値はすべて、そちらと同一の測定によるものです。

ここから換算:非TiのRTX 5060はどこに着地するか

いよいよ本題です。上の実測値を天井として、非TiのRTX 5060を見積もります。

RTX 5060はRTX 5060 Tiに対して、CUDAコア数・メモリバス幅・消費電力枠(TGP)がいずれも一段下の構成です。各社のレビューで報告されているゲーム性能差はおおむね2割前後に収まります。ここでは幅を持たせてTi比75〜80%のレンジで換算しました。

解像度(最高品質)RTX 5060 Ti 8GB【実測】RTX 5060【換算値】判定
フルHD(1920×1080)143.2fps / 19,147約105〜115fps 文句なし
WQHD(2560×1440)101.7fps / 14,184約75〜82fps 最高品質のままいける
ウルトラワイド(3440×1440)81.7fps / 11,505約60〜66fps 設定調整が前提
4K(3840×2160)未実測50fps未満の計算 非推奨

換算値は実測値ではありません。「Ti比75〜80%」という係数を当てたうえでの見積もりです。組み合わせるCPU・メモリ速度・ケースのエアフローによって上下しますし、非TiのRTX 5060を実機で借りられたら改めて測って差し替えます。4Kは今回どちらのGPUでも測っていません。WQHDからのピクセル数比で計算すると50fpsを割るため、この記事では非推奨として扱います。

実用的な読み方:どのモニターを持っているかで決まる

数字を並べても判断しづらいので、モニター基準に言い換えます。

  • フルHD 144Hz → RTX 5060で最高品質のまま100fps台。ここが一番おいしい組み合わせ
  • フルHD 240Hz → 240fpsを埋めるにはGPUが足りない。競技系タイトル前提ならTi以上を検討
  • WQHD 100Hz前後 → RTX 5060で最高品質のまま追いつく
  • WQHD 144Hz以上 → 埋めきれない。画質を落とすかTi以上へ
  • ウルトラワイド 60〜75Hz → RTX 5060でも高品質側なら足りる。最高品質は綱渡り
  • ウルトラワイド 100Hz以上 → 実測でTiが81.7fpsなので、非Tiでは届きません

GPUを先に決めて後からモニターを買う人が多いんですが、順番は逆でいいと思います。手元のモニターの解像度とリフレッシュレートが決まれば、必要なGPUはほぼ自動的に決まります。

「VRAM 8GBで足りるのか」問題に実測で答える

RTX 5060を検討する人が必ずぶつかるのがVRAM 8GB問題です。ここは今回のストレステストで具体的な数字が取れました。

実測に使ったGainward GHOST製 GeForce RTX 5060 Ti(VRAM 8GB)のカード側面

3DMarkのSteel Nomad(重量級のGPU専用テスト)を20分間連続で回した状態で、VRAM使用量は最大5,432MB・平均5,388MB。8,192MBの枠に対して約2.7GBの余りがありました。FF14ベンチのWQHD最高品質でも、8GBが足を引っ張るような不自然なスコアの落ち方は出ていません。

ただし、この数字をもって「8GBで十分」とは書きません。これはベンチマークソフトでの値です。高解像度テクスチャパックやレイトレーシングを使う重量級タイトルはVRAM消費が一気に跳ね上がります。VRAMが足りなくなると、fpsが落ちるというより読み込みが間に合わずカクつく(スタッター)形で体感が悪化します。平均60fps出ているのに気持ち悪い、という状態です。

整理するとこうなります。FF14を遊ぶ目的に限れば、VRAM 8GBは現時点で問題になりません。一方で「FF14以外の最新重量級タイトルも高画質で遊びたい」なら、8GBは数年後に効いてくる制約です。用途をFF14に絞れるかどうかが分かれ目になります。

20分回しても性能が落ちなかった:GPU以外に効く要素

20分検証でフレーム安定性99.1%・GPU74.4℃・クロック低下なしという結果を示すイラスト

もう一つ、GPUの型番だけを見ていると見落とす話をします。同じRTX 5060を積んでいても、PCによって長時間プレイ時の挙動は変わります。

サーマルスロットリングとは:GPUやCPUが熱くなりすぎたときに、壊れないよう自動で動作クロックを下げる保護機能です。発動すると性能が落ちるので、「開始30分後からfpsが下がる」「ロード後にカクつくようになる」という形で体感に出ます。冷却が弱いPCほど早く発動します。

実測機でSteel Nomadを20ループ(約20分20秒)連続で回した結果がこちらです。

項目結果
Frame Rate Stability99.1%(3DMarkのPASS基準は97%以上)
最高fps / 最低fps35.60fps / 35.29fps(差0.88%)
GPUコアクロック(平均)単発ベンチ2,701MHz → 20分後2,712MHz
GPU温度最大74.4℃ / 平均71.2℃
CPU温度最大70.8℃ / 平均52.1℃
VRAM使用量最大5,432MB / 平均5,388MB

注目してほしいのはGPUコアクロックです。20分フル負荷をかけ続けたあとの平均が2,712MHzで、単発ベンチの2,701MHzを下回っていません。20分回してもクロックが落ちなかったということです。GPU最高温度74.4℃は、一般にスロットリングが始まる80〜83℃まで約10℃の余裕があります。

Steel Nomadを20ループ回してフレーム率の安定性99.1%でPASS判定となった3DMarkの結果画面
実測機に搭載された360mm簡易水冷のラジエーターとARGBファンが並ぶケース内部

この実測機は360mm簡易水冷を積んだモデルでした。同じGPUを積んでいても、冷却とケースのエアフローが弱いPCなら長時間プレイで性能が落ちます。「レイドを2時間まわす」「夜通しコンテンツを回す」という遊び方をするなら、GPUの型番と同じくらい冷却まわりを見たほうがいいです。BTOの構成表でCPUクーラーの種類とケースのファン数を確認する癖をつけると、後悔が減ります。

RTX 5060とRTX 5060 Ti、FF14目的ならどっちを選ぶか

実測値と換算値が揃ったので、判断基準を出します。

  • フルHDでFF14がメイン → RTX 5060で足ります。144Hzモニターの恩恵も受けられます。差額をメモリ32GBやSSD増量に回したほうが満足度は上がります
  • WQHDで最高品質を維持したい → RTX 5060でもいけますが、Tiには実測101.7fpsという確実な数字があります。予算が届くならTiのほうが安心です
  • ウルトラワイドを使っている → RTX 5060 Ti以上を推します。非Tiは換算で60fps台の綱渡りになります
  • FF14以外の重量級タイトルも高画質で遊ぶ → VRAM 16GB版のRTX 5060 Tiを検討。8GBは数年後に効いてきます
  • 配信・動画編集も兼ねる → メモリ32GBを最優先。GPUのグレードより先にここで詰まります

配信込みで考えているなら、PCスペックの組み立て方はこちらにまとめてあります。

次の拡張「白銀のワンダラー」まで持つのか

FF14は2027年1月に次期拡張「白銀のワンダラー」が控えています。拡張のたびに要求スペックは少しずつ上がるので、長く使う前提なら気になるところです。

ここは正直に書くと、まだ断定できません。公式の推奨スペックが出ていない段階で「余裕です」と言い切るのは無責任です。判断材料として言えるのは、1段上のTiがWQHD最高品質で101.7fpsという実測を出していて、フルHDなら143.2fpsという天井があること。ここから多少要求が上がっても、フルHD運用のRTX 5060が一気に使い物にならなくなる展開は考えにくいです。

FF14向けに選ぶなら:予算別のおすすめ2台

ここまでの結果を踏まえて、実際に買える構成を2つ挙げます。「非TiのRTX 5060で十分な人」と「もう一段上げておきたい人」で分けました。

① 15〜20万円台:MDL.make(RTX 5060)— FF14をフルHDで遊ぶならこの価格帯

RTX 5060搭載モデルを最も数多く並べているのがMDL.makeです。鹿児島の自社工場で1台ずつ組み立てているBTOで、CPU違いで10種類以上のRTX 5060モデルがあります。全部を見比べても疲れるだけなので、FF14目線で意味のある4台に絞りました。

モデルCPUメモリ / SSD通常価格(税込)クーポン適用
いちばん安いRyzen 5 550016GB DDR4 / 500GB156,800円146,800円
売れ筋・FF14の基準Ryzen 7 5700X16GB DDR4 / 500GB164,800円154,800円
DDR5・AM5で組みたいRyzen 5 7500F16GB DDR5 / 500GB189,800円179,800円
配信者向け(32GB/1TB標準)Ryzen 7 5700X32GB DDR4 / 1TB202,800円192,800円

※ 価格はすべて2026年8月時点の税込。クーポン適用価格は配布状況で変わるので、実際の金額は各製品ページで確認してください。

各モデルの製品ページはこちらです。

FF14目的ならRyzen 7 5700Xモデルが基準

迷ったらこれ、という一台です。8コア16スレッドあるので、FF14を動かしながらDiscordで通話して攻略サイトを開く、くらいは余裕でこなします。フルHD 144Hzモニターで最高品質のままFF14を遊ぶ、という目的ならこのクラスで必要十分です。

1年保証サポート
MDL.Make Ryzen7 5700X × RTX 5060

MDL.Make Ryzen7 5700X × RTX 5060
154,800円
CPU Ryzen 7 5700X
GPU RTX 5060
メモリ・ストレージ カスタムOK
出荷目安 最短当日発送
1万円OFF サマーキャンペーン MDL.make公式サイト

※プロモーションを含みます

正直なところも添えます。Ryzen 7 5700Xは2022年に出たAM4世代のCPUで、メモリもDDR4です。最新のAM5世代と比べると、将来的なCPU載せ替えの余地はほぼありません。ただFF14の描画はGPU側の比重が大きいので、5700Xが足を引っ張る場面はまず出ないはずです。「安く始めて、必要になったら本体ごと買い替える」と割り切れるなら素直に良い選択肢だと思います。

逆に「中身を少しずつ更新しながら長く使いたい」なら、DDR5とAM5ソケットのRyzen 5 7500Fモデルを選んでください。差額は2万5,000円ほど。ソケットが新しいぶん、数年後にCPUだけ載せ替える道が残ります。

32GBが欲しいなら「配信者向けPC」を見たほうが安い

この記事で何度か「メモリ32GBを優先したほうがいい」と書きました。ただMDL.makeのカスタマイズで32GBに上げると+38,800円、SSDを1TBにすると+15,800円かかります(2026年8月時点)。売れ筋の5700Xモデルに両方足すと計算はこうなります。

5700Xモデル 154,800円 + メモリ32GB 38,800円 + SSD 1TB 15,800円 = 209,400円
配信者向けPC(32GB・1TB標準)= 192,800円
同じ構成なのに16,600円安い。32GBと1TBが要ると分かっているなら、カスタマイズで足すより最初からこちらを見たほうが得です。

「配信者向け」という名前がついていますが、配信しない人が買ってもまったく問題ありません。中身は32GBメモリと1TB SSDを標準にしただけの構成です。FF14の攻略サイトをタブで開きっぱなしにする人なら、素直に恩恵があります。

MDL.makeは知名度でいうとドスパラやマウスコンピューターに一歩譲るぶん、同じスペックでも価格を抑えてきます。ただし受注後に1台ずつ組む方式なので、発送まで10〜20営業日(状況によっては30日程度)かかります。「週末までに欲しい」という買い方には向きません。送料は全国一律3,300円、保証は到着日から1年のセンドバック保証が標準です(2026年8月時点)。

納期とブランドの安心感をどう見るかは人によります。サポート体制が気になる方は、口コミをまとめた記事にも目を通してから決めてください。

② 21万円台:BANDAL けんきコラボ Standard(RTX 5060 Ti)— この記事の実測機

この記事の数字を出した実機そのものです。RTX 5060 Ti 8GB+Ryzen 7 7700で税込215,200円(2026年8月時点)。CPUクーラーは360mm簡易水冷が標準で、20分連続負荷でも性能が落ちなかったのは前述のとおりです。

この記事の実測に使ったBANDAL けんきコラボPC Standardの本体全体を斜め45度から見た外観
スペック内容
GPU(グラフィックボード)GeForce RTX 5060 Ti(VRAM 8GB GDDR7)
CPU(プロセッサー)AMD Ryzen 7 7700(8コア/16スレッド)
メモリDDR5 16GB(8GB×2)
ストレージM.2 SSD 500GB(PCIe Gen4)
CPUクーラー360mm簡易水冷
電源750W Bronze
価格(税込)215,200円(2026年8月時点・数量限定)
圧倒的安さを追求。
けんき×BANDALコラボPC

けんき×BANDALコラボPC
★★★★★ ★★★★★ 4.5 / 5
¥215,200 ~※2026年8月時点・税込。Standard(BKM-B3)の価格です
限定仕様 サイン入りパネル
CPU Ryzen7 7700~
GPU RTX5060Ti 8GB~
冷却 全グレード360mm水冷
保証 標準1年(延長可)
\光る、映える、しかも高性能/ 公式サイトを確認する

※プロモーションを含みます

気になる点も書いておきます。メモリ16GB・SSD 500GBは、この価格帯としては控えめです。FF14の攻略サイトをブラウザで開きっぱなしにしてDiscordで通話しながらレイド、という遊び方をするならメモリ32GB(+28,300円/2026年8月時点)は見ておきたいところ。SSDも500GBだと、FF14と他タイトルを数本入れた時点で埋まります。本体は安いが、実用構成にすると差額が乗るという前提で見積もってください。

外観・冷却・他社コラボPCとの価格比較まで含めた検証は、実機レビュー記事に全部載せています。

\ 実機レビューはこちら /けんきコラボPCの実機検証を全部見る

※ 価格・構成はどちらも2026年8月時点の情報です。BTOの価格は頻繁に動くので、購入前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

よくある質問

この記事の数値はRTX 5060の実測値ですか?

いいえ。実測したのは1段上のRTX 5060 Ti 8GBです(2026年8月23日測定)。非TiのRTX 5060の数字は、その実測値にTi比75〜80%の係数を当てた換算値として明示して載せています。非Tiの実機を借りられたら測り直して差し替えます。

RTX 5060のVRAM 8GBは、FF14には足りますか?

FF14の用途に限れば足ります。重量級ベンチを20分連続で回した状態でもVRAM使用量は最大5,432MBで、8,192MBの枠に約2.7GBの余裕がありました。ただしFF14以外の、高解像度テクスチャやレイトレーシングを使う最新タイトルまで視野に入れるなら、8GBは数年後に制約として効いてきます。

WQHDで遊ぶとき、画質設定は下げたほうがいいですか?

下げなくて大丈夫です。実測機(RTX 5060 Ti)のWQHDでは、高品質14,694点と最高品質14,184点の差がわずか3.5%でした。しかも高品質側は動的解像度が有効な有利条件込みなので、実質的な差はさらに小さくなります。設定を我慢しても得られるfpsが少ないので、最高品質のまま遊ぶのが合理的です。

メモリは16GBと32GB、どちらを選ぶべきですか?

FF14だけなら16GBで足ります。ただしFF14は攻略サイトやマクロ集をブラウザで開きっぱなしにする人が多いゲームです。タブを10枚開いてDiscordで通話しながらレイド、さらにOBSで配信という使い方なら16GBは早い段階で足りなくなります。その予定があるなら、最初から32GBにしておくほうが安上がりです。

長時間プレイするとfpsが落ちませんか?

GPUの型番ではなく、PCの冷却性能で決まります。今回の実測機は360mm簡易水冷を積んでいて、20分連続負荷でもGPUコアクロックが落ちず、フレーム安定率99.1%・GPU最高74.4℃でした。空冷でケースのファンが少ない構成だと、同じGPUでも途中から性能が落ちます。BTOを選ぶときはCPUクーラーの種類とケースのファン数も確認してください。

まとめ:RTX 5060はフルHD〜WQHDのFF14に十分な選択肢

今回の検証で分かったことを整理します。

  • 1段上のRTX 5060 Ti 8GBはFF14ベンチで、フルHD最高品質143.2fps・WQHD最高品質101.7fps・ウルトラワイド最高品質81.7fps(実測)
  • そこから換算すると、RTX 5060はフルHDで約105〜115fps、WQHDで約75〜82fpsのライン
  • ウルトラワイドは60fps台の綱渡りになるので設定調整が前提。4Kは狙わない
  • VRAM 8GBはFF14の用途では問題なし。他の重量級タイトルまで見るなら制約になる
  • 長時間プレイの安定は冷却で決まる。GPUの型番だけ見て選ばない

フルHDでFF14を遊ぶならRTX 5060で足ります。浮いた予算はメモリ32GBやSSD増量に回したほうが、日々の体感は上がります。ウルトラワイドを使っているか、FF14以外の重量級タイトルも高画質で遊ぶなら、RTX 5060 Ti以上を選んでください。

この記事は非TiのRTX 5060実機を借りられ次第、実測値に差し替えて更新します。換算のままにしておくつもりはないので、また見に来てください。

【PR】この記事の実測データは、株式会社BANDAL様よりお借りしたRTX 5060 Ti搭載機で計測したものです(検証後に返却)。掲載した実測値はすべて2026年8月23日に当サイトが実機で計測しました。非TiのRTX 5060の数値は換算値であり、実測値ではありません。価格・構成は2026年8月時点の情報のため、購入前に公式サイトで最新情報をご確認ください。